作家紹介

石川 潤平(いしかわじゅんぺい)

無形文化財保持者の初代潤平の技術を継承した人形業界の第一人者
石川潤平作品の特徴は、鏡餅の造形を取り入れ、円満で欠けることのない幸せを表現しています。
また、規則正しくかかれた髪の毛の生え際、「手書き枠目」と「笹目」など 独自の毛書技法で、ほのぼのとして、とても愛らしいお顔です。
代表作品:木目込人形 弥生雛(やよいびな)

石川 佳正(いしかわよしまさ)

デッサン、彫刻、日本画など様々な分野の技術を習得し、人形を芸術作品のレベルまで高めた数少ない作家です。
想像的でふっくらと、そしてゆとりを醸し出す人形たちは、円満な幸せを表現しており、独創的な魅力を漂わせます。
代表作品:木目込人形 平成古典雛(へいせいこてんびな)

 

石川 泰大(いしかわやすひろ)

初代の孫で先々代の技を引き継ぐ後継者。
髪の生え際と独自の技法である眉は、筆の繊細さで表現しており、人形の表情に気品を生み出します。
代表作品:衣装人形 夢香雛(ゆめかびな)

 

川野輪 廣文(かわのわひろふみ)

書き目で表現した目は人形に優しさと味わい深さを与えています。
代表作品:衣装人形 黒糸雲鶴(くろいとうんかく)

 

大石 美正(おおいしびせい)

お顔は小刀による手彫り・面相筆による手描きで目元・口元に優しい表情を出しました
代表作品:衣装人形 高倉雛(たかくらびな)

 

鶴屋 半兵衛(つるやはんべえ)

豊臣秀吉の重臣(軍師)であった竹中半兵衛の子孫である14代竹中丹後守民部彦八郎重固(徳川幕府最後の陸軍奉行。海軍奉行は勝海舟)の娘、15代竹中つる(明治7年7月25日生)が明治25年頃より古典人形製作を始め、16代竹中幸甫、17代竹中重男と人形製作を継承し、現在に至る。17代竹中重男の妻である竹中温恵が昭和45年以来15代竹中つるの人形づくりを参考に製作にあたっている。
代表作品:木目込人形 江戸おさな

 

竹垣 諒(たけがきりょう)

豊臣秀吉の重臣(軍師)であった竹中半兵衛の子孫である14代竹中丹後守民部彦八郎重固(徳川幕府最後の陸軍奉行。海軍奉行は勝海舟)の娘、15代竹中つる(明治7年7月25日生)が明治25年頃より古典人形製作を始め、16代竹中幸甫、17代竹中重男と人形製作を継承し、現在に至る。17代竹中重男の妻である竹中温恵が昭和45年以来15代竹中つるの人形づくりを参考に製作にあたっている。
代表作品:木目込人形 江戸おさな

 

力石 甲人(ちからいしこうじん)

初代鎧秀の次男として生まれる。
初代及び現・鎧秀に師事し現在に至る。
ほとんどすべての細工金物は作品に合わせて自ら型を起こしたものを使用し、その精緻な金物は寸分の狂いもなく取り付けられています。
代表作品:白糸威褄取大鎧